間柄という言葉は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、「間柄」の正しい意味は?と問われるとちょっと不安になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では間柄の意味・正しい使い方を例文も交えながら解説していきます。
それでは、間柄という言葉の意味に関して深掘りしてみましょう!
「間柄」の意味・読み方
「間柄」は「あいだ-がら」と読みます。
間柄の意味ですが、わかりやすくそれぞれの文字の意味を紐解いてみましょう。
間・・・挟まれたところ。人の交わり方の仲。
柄・・・分際(ぶんざい)。身分。
よって、間柄の意味は字義通りに捉えると「交わりのある身分」という意味になり、何かしら繋がりのある関係を「間柄」と言います。
親族や血族はもちろん、ただあいさつを交わす程度の繋がりでも「あいさつを交わす程度の間柄」のように表現することができます。
「間柄」の使い方
「間柄(あいだがら)」の使い方ですが、意味からもわかるように「人と人との交わりや関係」を意味する言葉になりますので、人と人の関係性を表現する際に使います。
例えば、自分と友人Aとの関係を表すと、この様に表現することができます。
例文2友人Aとは、腹を割って話すことができる間柄だ。
同じ「間柄」を使った表現ですが、例文1と2では友人Aとの関係性の印象はかなり変わりますよね。この様に人と人の関係性が深かろうが浅かろうが、少しでも関係性があれば「間柄」を使うことができます。
「間柄」の類義語・同義語
「間柄(あいだがら)」の類義語・同義語には、どのような言葉があるでしょうか。
間柄には下記のような言葉が類義語・同義語として挙げられます。
- 続柄・・・親族としての関係。
- 血縁・・・血のつながりがある関係。血すじ。
- 親戚・・・親類。みうち。
- 仲らい・・・人と人の間柄。人間関係。
- コネクション・・・物事をうまく運ぶのに役に立つ親しい関係。
「間柄」の対義語・反対語
「間柄(あいだがら)」の対義語・反対語にはどのようなものがあるでしょうか。
間柄には下記のような言葉が対義語・反対語として挙げられます。
- 他人・・・つながりのない人。
- 無縁・・・縁が無いこと。ゆかり・関係が無いこと。
- 無関係・・・関係が無いこと。なんのかかわりも無いこと。
「間柄」を使った例文
「間柄(あいだがら)」はどのように使うのでしょうか。例文を使ってご紹介します。
- 彼とは会釈するだけの間柄である。
- 私たちは何でもお話できる間柄になりたいです。
- 君とあの人とはどういう間柄なのですか。
- 彼女とは数年前から口をきく間柄ではない。
- 彼らは非常に親密な間柄であったことが窺える。
「間柄」の意味まとめ
「間柄(あいだがら)」の言葉の意味や用法について深掘りしてみました。
間柄という言葉は日常的にも使いやすく、そして使用頻度が割と高い語彙になりますので、誰かとの関係性を表現する際には「間柄」を活用してみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。