ネット用語の「バズる」という言葉は、きっと知っていますよね。
スマホはもはや心臓の次に大事な臓器、ネットに繋がっていないと片時も耐えられない!という現代人にとって、この「バズる」は目にしない日はないほど有名な言葉でしょう。
でも、正確な意味は?そもそも「バズ」って何のこと?意外と曖昧だったりしますよね。
そこで、以下では、「バズる」の意味や用法について深掘りしていきましょう!
「バズる」の意味
「バズる」とは、ある特定の言葉やモノが、インターネット上で急激に大勢の人に取り上げられて、話題沸騰の状態になることを示す言葉です。
主に、 TwitterやFacebookなどのSNSで、突然新しい話題が急浮上して、注目を浴びているときに用いるものです。
ネットに馴染みのない人の場合、ネット上だけに限らず、急に注目を浴びて話題の中心になること全般を「バズる」と表現するように思うかも知れませんが、これは勘違いで、ネット上の現象のみを指すのが本来の意味です。
「バズる」の由来
「バズる」という言葉の由来はなんでしょう?
まず、英単語の Buzz 自体の意味は「蜂や機械がブンブンいう」「ガヤガヤ話す」「噂が飛ぶ」「(がやがや)言いふらす」などです。
そして、マーケティング用語として「バズマーケティング」があります。クチコミを人為的に作り出して、商品やサービスの特徴や、感想などをネットユーザーに拡散させていく手法を指します。
これが、由来となって、「Buzz」+「する」で「バズる」という言葉になったわけです。
「バズる」の使い方
「バズる」はネット上で急に話題になり、注目を集めている状態を意味します。
ネット上で宣伝活動をしている担当者にとっては、自社の商品やサービスを意図的に「バズらせる」ことが業務の目的であり、「バズった」ら成功、という訳ですね。
ある言葉が「バズる」要因としては、テレビで取り上げられる・ネットのポータルサイトなどで注目キーワードとして紹介される、という要素が大きいようです。
いまどき、ある言葉が自然発生的に「バズる」のは、割合的にはどのぐらいなんでしょうね?
次の項で「バズる」の細かな使用例・例文を挙げていますので、ぜひ参考にしてください。
「バズった」とは
「バズる」状態が実現したのが「バズった」という表現です。
ちなみに buzztter というサイトがあり、 Twitter でいま話題のキーワードをリアルタイムで表示・紹介してます。このサイトで話題のキーワードとして取り上げられることが「バズる」の語源だという人もネット上には見受けられます。
たしかに「buzztter(バズッター)」と「バズった」は発音も似ていますし、ありえる話かもしれません。
「バズる」を使った例文
「バズる」はどのように使うのでしょうか。以下に例文を挙げてみました。
「バズる」を使った例文
- バズるはいい意味での拡散、炎上は悪い意味での拡散なので、方向性が真逆だ。
- 最近なにか楽しいものバズってない?
- 5000リツイート、300はてブを目指してバズるように情報拡散に励んでください。ノルマ未達成の場合は、きついおしおきがあります。
- バズらせろ、バズらせろ、って簡単にいうけどさー、クチコミをカキコする職人募集するのだって結構手間かかるんだよね。
- バズったバズったって自慢してるけど、あれ単に炎上してただけだよね。
- ようするに話題になって知名度を上げればいいんだから『炎上商法』だって立派なバズマーケティングでしょ?
- 効率的に『バズらせる』ためには、有名ブロガーやユーチューバーなどのインフルエンサーを活用しましょう。
まとめ
以上、ネット用語「バズる」の意味や用法について深掘りしてみました。
「バズ」を求める宣伝行動が廃れないうちは、この言葉も使われ続けるでしょう。すでに流行語の域を超えているかもしれないですね。
この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。