「鋭敏」の意味をわかりやすく解説!「鋭敏」を使った例文も紹介

「鋭敏」という言葉は、字義からしてもとても鋭いイメージがありますね。

鋭敏とはどの様な意味があり、どの様な場面で使用するのでしょうか。

この記事では「鋭敏」の意味や使い方、類義語・対義語について解説していきます。

それでは、「鋭敏」という言葉の意味に関して深掘りしてみましょう!

「鋭敏」の意味・読み方

鋭敏は「えい-びん」と読みます。

鋭敏の意味ですが、わかりやすくそれぞれの文字の意味を紐解いてみましょう。

「鋭」・・・先がとがっている。角度が九十度よりも小さい。

「敏」・・・頭やからだがすばやく働く。すばやい。さとい。

鋭敏の意味は字義通りに捉えると「(感覚が)鋭くとがっていて、頭がすばやく働く」という意味になります。

「鋭敏」の意味
  • 感覚がするどいこと。敏感。(鋭敏な感覚)
  • 才知がするどく、さといこと。明敏。(鋭敏な頭脳の持ち主)

「鋭敏」の使い方

鋭敏という言葉は「感覚が鋭く、頭がすばやく働くもの」に対して用いる言葉です。

例えば、犬の嗅覚は人間よりも優れています。その場合は「犬の嗅覚は鋭敏である」と使用することができます。もしくは、「犬は鋭敏な嗅覚の持ち主である」とも表現することができます。

「鋭敏」の類義語・同義語

「鋭敏(えいびん)」の類義語・同義語には、どのような言葉があるでしょうか。

鋭敏の意味には「頭の働きや素早い」という意味があり、この意味をもつ言葉が鋭敏の類義語・同義語に当てはまると言えます。

鋭敏には下記のような言葉が類義語・同義語として挙げられます。

「鋭敏」の類義語・同義語
  • 慧敏(けいびん)・・・利口で反応がすばやいこと。
  • 俊敏(しゅんびん)・・・頭が鋭く働き、行動がすばやいこと。
  • 鋭感(えいかん)・・・物事に対する鋭い感覚。
  • 明敏(めいびん)・・・頭の働きが、鋭く、すばやいこと。
  • 聡明(そうめい)・・・頭がさえ、理解力があって、かしこいこと。
  • 英明(えいめい)・・・才知がすぐれて、物事の道理に明るいこと。

「鋭敏」の対義語・反対語

「鋭敏(えいびん)」の対義語・反対語にはどのようなものがあるでしょうか。

鋭敏には下記のような言葉が対義語・反対語として挙げられます。

「鋭敏」の対義語・反対語
  • 鈍感(どんかん)・・・感覚・反応などが鈍いこと。
  • 遅鈍(ちどん)・・・動作がおそく頭の働きがにぶいこと。気転がきかないこと。
  • 暗愚(あんぐ)・・・道理がわからず、おろかなこと。
  • 蒙昧(もうまい)・・・知識が低く道理に暗いこと。
  • 愚昧(ぐまい)・・・ばかで、物の道理がわからないこと。
  • 愚蒙(ぐもう)・・・おろかで道理がわからないこと。
  • 愚鈍(ぐどん)・・・頭が悪く、する事もまぬけなこと。
  • 浅薄(せんぱく)・・・知識や考えが、浅く薄っぺらなこと。浅はかなこと。

>>「暗愚」の意味をわかりやすく解説!「暗愚」を使った例文も紹介

「鋭敏」を使った例文

「鋭敏(えいびん)」はどのように使うのでしょうか。例文を使ってご紹介します。

「鋭敏 」を使った例文
  1. 犬は嗅覚がとても鋭敏だ。
  2. 目が見えない人の聴力は鋭敏なことが多い。
  3. 非常に真面目で、鋭敏で緻密な理解力を持つ人もいます。
  4. 鋭敏性を確保しながら、効率的な検出を安価に行う手段を提供すること。
  5. 体と心の鋭敏さを維持するのが難しくなってきた。

「鋭敏」の意味まとめ文

「鋭敏(えいびん)」の言葉の意味や用法について深掘りしてみました。

この言い回しを身に着けて、表現の幅を広げていただければと思います。

この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。