横着の意味と使い方をわかりやすく解説!横着(おうちゃく)を使った例文も紹介

横着

横着(おうちゃく)という言葉はご存知でしょうか?

横着の意味とは「図々しく怠けて楽をしようとすること。」です。

「この横着ものが!」「横着を決め込む」という風に使われることが多く、よく耳にすると思います。

この機会に読み方や意味を確認して、使い方を習得してしまいましょう!

横着の意味と読み方

横着の意味

横着(おうちゃく)の意味とは、
冒頭でも記したように「図々しく怠けて楽をしようとすること」「故意に怠けること」です。

それでは、それぞれの漢字の意味をみていきましょう。

・・・無理やりな、強引な、身勝手な振る舞い、自分勝手な言動という意味でしばしば使われます。

・・・おさまる、ぴったり貼りついている、くっついて離れないという意味でも使われます。

よって横着という言葉は、字義通り解釈すると「自分勝手な状態におさまっている」ということを表しています。

横着の使い方・例文

横着(おうちゃく)はどのように使うのでしょうか。

以下に横着を使った例文を挙げてみました。

横着を使った例文
  1. 横着して、足で戸を閉めたら母に注意された。
  2. 取引先の担当者は、真面目に仕事をしてくれない。こちらがイラっとしてしまうほど横着な人だ。
  3. 何度指摘しても横着な態度を直さない部下に、ついに部長がキレた。
  4. 夫は靴下も脱ぎっぱなし、皿も置きっぱなし。こんなに横着者だと知っていたらプロポーズを受けなかったかも。

何かをサボっている状態=わかってはいても面倒で怠けている=横着している。という事ですね!

楽をしてサボるという視点で見ると、横着は「図々しい」「怠ける」「ずるい」といった意味合いも含んで使うことができます。

注意
自分・他人、どちらにも使える横着。使い勝手の良い言葉ですが、目上の人が目下の人に使うことが多いです。目上の方や上司に「横着者ですね!」「横着したらダメですよ!」なんて言ってしまうと失礼にあたる事もありますので注意してくださいね!

横着の類義語・同義語

 

横着(おうちゃく)の類義語・同義語にはどのようなものがあるでしょうか?

 

の類義語・同義語
  • 怠惰(たいだ)・・・すべきことを怠けてだらしない性質
  • 怠慢(たいまん)・・・なまけて仕事や義務をおこたること
  • ぐうたら・・・グズグズして気力のないさま
  • 不精(ぶしょう)・・・精を出さない、面倒くさがって骨惜しみすること
  • 反則(はんそく)する・・・規則に反すること
  • ズルをする・・・利益を得るために要領よく振る舞うさま
  • サボる・・・なまける
  • 楽をする・・・なまけて要領よく振る舞うさま

横着の対義語・反対語

 

他にも横着(おうちゃく)の対義語・反対語をいくつかご紹介します。

 

の対義語・反対語
  • 勤勉(きんべん)・・・仕事や勉強に一所懸命に励むこと
  • 几帳面(きちょうめん)・・・物事をすみずみまできちんとする様子
  • 従順(じゅうじゅん)・・・大人しく素直なこと
  • 誠実(せいじつ)・・・まじめで、真心があること

まとめ

以上、横着(おうちゃく)の意味や用法について深掘りしてみました。

この機会に横着という言葉をぜひ使ってみてください!

この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!