出色という言葉はご存知でしょうか。
「出る色」と書いて出色(しゅっしょく)と読みます。
出色の意味とは「きわだって他よりすぐれていること」です。
それぞれの言葉は何も難しい言葉ではありませんが、組み合わさることでどういう意味なのかはっきりとわからないという人も多いのではないでしょうか。
この機会に出色の読み方や意味を確認して使い方を習得しましょう。
それでは出色の意味や用法について深掘りしていきましょう!
出色の意味と読み方
出色の意味
出色(しゅっしょく)の意味とは、冒頭でも記したように「きわだって他よりすぐれていること」です。
それでは、それぞれの漢字の意味をみていきましょう。
出・・・ある範囲から外へ動く。でる。だす。
色・・・光によって目にうつる、物の感じの一つ。物に当たった光のうち、吸収されずに反射したものを人の目が受ける時、波長の違いで赤・黄・青・緑・紫などさまざまの、物の色として感ずる。色彩。
出色の正しい使い方
では、出色(しゅっしょく)はどういう時に使うのでしょうか。
他のものよりも優れているということを表現する際に使用できます。
他の作品よりも特に優れている様を「出色の出来栄え」と表現することができます。
出色の類義語・同義語
出色(しゅっしょく)の類義語・同義語にはどのようなものがあるでしょうか?
- 秀逸(しゅういつ)・・・他にぬきんでてすぐれていること。
- 優秀(ゆうしゅう)・・・他より一段と目立って(=秀)優れていること。
- 絶妙(ぜつみょう)・・・この上なく巧みなこと。
- 見事(みごと)・・・見るに値する事と言えるさま。
- 抜群(ばつぐん)・・・多くのものの中でずば抜けてすぐれていること。
- 秀抜(しゅうばつ)・・・他のものより、きわだってすぐれていること。
- 卓抜(たくばつ)・・・他のものよりもはるかにすぐれること。
出色の対義語・反対語
他にも出色(しゅっしょく)の対義語・反対語をいくつかご紹介します。
- 平凡(へいぼん)・・・ここと言うすぐれた点もなく、並なこと。
- 人並み(ひとなみ)・・・世間一般の人と同じ程度であること。
- 平均的(へいきんてき)・・・普通であるさま。一般的。
- 凡人(ぼんじん)・・・特にすぐれた点もない人。普通の人。また、つまらない人。
- 凡夫(ぼんぷ)・・・普通の平凡な男。
- 凡常(ぼんじょう)・・・平凡でありきたりであること。
出色を使った例文
出色(しゅっしょく)はどのように使うのでしょうか。
以下に出色を使った例文を挙げてみました。
- この作品は文学作品の出色のものである!
- 彼は同学年の生徒たちの中で出色であったと言える。
- この監督の作品は全て素晴らしいが、今回の作品は出色の出来だった。
- これは出色の出来栄えであるように思われる。
まとめ
以上、出色(しゅっしょく)の意味や用法について深掘りしてみました。
この機会に出色という言葉を使って見てください!
この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。