「迂闊」の意味をわかりやすく解説!「迂闊」を使った例文も紹介

迂闊

「迂闊」だった。。。という言葉は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

しかし、迂闊の正しい言葉の意味はわかりますか?

この記事で迂闊の正しい言葉の意味を知り、正しい用法で使いましょう!

この記事では迂闊の意味や使い方など例文を用いて解説します。

それでは迂闊という言葉の意味に関して深掘りしてみましょう!

「迂闊」の意味・読み方

迂闊は「う-かつ」と読みます。

迂闊の意味ですが、わかりやすくそれぞれの文字の意味を紐解いてみましょう。

「迂」・・・まっすぐ進まないで、まがる。まわりどおい。遠回り。遠回し。実情にうとい。

「闊」・・・うとい。間が遠い。間が空いている。

迂闊の意味は字義通りに捉えると「物事の事情にとても疎い」という意味になりますが、わかりやすく言葉の意味を解説すると「注意不足でうっかりミスをしてしまう」という意味になります。

「迂闊」の意味
  • 注意が足りず、うっかりしていること。
  • 物事の事情にうといこと。

「迂闊」の使い方

迂闊の使い方として、

  • そんな大事なことを見落とすとは迂闊だった。

このように「うっかり間違ってしまった」場合迂闊という言葉は使います。

「迂闊」の類義語・同義語

「迂闊(うかつ)」の類義語・同義語には、どのような言葉があるでしょうか。

迂闊の意味には「注意不足でうっかりミスをしてしまう」という意味があり、この意味をもつ言葉が迂闊の類義語・同義語に当てはまると言えます。

迂闊には下記のような言葉が類義語・同義語として挙げられます。

「迂闊」の類義語・同義語
  • 注意不足(ちゅういぶそく)・・・注意力が失われること
  • 不用心(ぶようじん)・・・用心をしないこと。
  • 過怠(かたい)・・・あやまち。てぬかり。
  • 不用意(ふようい)・・・用意がしてないこと。うっかりしていること。心配りが足りないこと。
  • 不始末(ふしまつ)・・・始末のしかたがよくないこと。
  • 不調法(ぶちょうほう)・・・行き届いた態度でないこと。へた。

「迂闊」の対義語・反対語

「迂闊(うかつ)」の対義語・反対語にはどのようなものがあるでしょうか。

迂闊には明確な対義語というのはありませんが、「注意不足でうっかりミスをしてしまう」という意味に対しての対義語・反対語の意味をもつ言葉は迂闊の対義語・反対語と言えます。

迂闊には下記のような言葉が対義語・反対語として挙げられます。

「迂闊」の対義語・反対語
  • 丁寧に(ていねいに)・・・細かいところまで気を配ること。 注意深く念入りであること。
  • 堅実に(けんじつに)・・・手堅く確実なこと。確かであぶなげのないこと。
  • 丹念に(たんねんに)・・・心をこめて念入りにすること。細かい所まで念を入れること。
  • 入念に(にゅうねんに)・・・細かい点まで十分に注意すること。念入り。
  • 慎重に(しんちょうに)・・・大事をとって、軽々しくは行動・断定しないこと。

「迂闊」を使った例文

「迂闊(うかつ)」はどのように使うのでしょうか。例文を使ってご紹介します。

「迂闊 」を使った例文
  1. そんな大事なことを見落とすとは迂闊だった。
  2. 迂闊にも口を滑らせてしまった。
  3. そんな危険のあることを知らずにいたのは迂闊だった。
  4. 彼がそんな誤りを見落とすとは迂闊だった。

「迂闊」の意味まとめ

「迂闊(うかつ)」の言葉の意味や用法について深掘りしてみました。

この言葉の意味を知らずに迂闊には使えませんよ!笑

この言い回しを身に着けて、表現の幅を広げていただければと思います。

この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。