この記事では「鬱憤」の意味や使い方など例文を用いて解説します。
それでは「鬱憤」という言葉の意味に関して深掘りしてみましょう!
「鬱憤」の意味・読み方
鬱憤は「うっ-ぷん」と読みます。
鬱憤の意味ですが、わかりやすくそれぞれの文字の意味を紐解いてみましょう。
「鬱」・・・ふさがる。心持が晴れ晴れしない。
「憤」・・・不平・いかりをいだく。いきどおる。いきどおり。
鬱憤の意味は字義通りに捉えると「晴らすおりがなくて、積もった怒り。」という意味になります。
「鬱憤」の意味
- 晴らすおりがなくて、積もった怒り。
- 押さえに押さえた恨み。
「鬱憤」の使い方
「鬱憤」の類義語・同義語
「鬱憤(うっぷん)」の類義語・同義語には、どのような言葉があるでしょうか。
鬱憤の意味には「晴らすおりがなくて、積もった怒り。」という意味があり、この意味をもつ言葉が鬱憤の類義語・同義語に当てはまると言えます。
鬱憤には下記のような言葉が類義語・同義語として挙げられます。
「鬱憤」の類義語・同義語
- 憤怒(ふんど)・・・つかみかからんばかりの恐ろしい形相(ぎょうそう)で、激しく怒ること。
- 立腹(りっぷく)・・・はらを立てること。おこること。
- 怒気(どき)・・・怒りの気持(が現れた顔つき)。
- 憤懣(ふんまん)・・・いきどおってもだえること。発散させ切れず心にわだかまる怒り。
- 腹立ち(はらだち)・・・おこること。むっとすること。
「鬱憤」の対義語・反対語
「鬱憤(うっぷん)」の対義語・反対語にはどのようなものがあるでしょうか。
鬱憤には明確な対義語というのはありませんが、「怒り」という意味に対しての対義語・反対語の意味合いをもつ「笑い」は鬱憤の対義語・反対語と言えるでしょう。
鬱憤には下記のような言葉が対義語・反対語として挙げられます。
「鬱憤」の対義語・反対語
- 笑う(わらう)・・・うれしさ・おかしさ・てれくささ、またはばかにした気持がわいて、顔の筋肉をゆるめ、また、声を立てる。
- 爆笑(ばくしょう)・・・大勢が大声でどっと笑うこと。
- 哄笑(こうしょう)・・・大口をあけて笑うこと。
「鬱憤」を使った例文
「鬱憤(うっぷん)」はどのように使うのでしょうか。例文を使ってご紹介します。
「鬱憤 」を使った例文
- 私は鬱憤が溜まって眠れない。
- 侮辱されて鬱憤を漏らす。
- 彼らはただ鬱憤を晴らしているだけだ。
- 彼は僕に対して鬱憤を含んでいる。
「鬱憤」の意味まとめ文
「鬱憤(うっぷん)」の言葉の意味や用法について深掘りしてみました。
この言い回しを身に着けて、表現の幅を広げていただければと思います。
この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。